夏休みが来ると思い出す。

数十年前の小学三年生～中学一年生まで
片道３０ｋｍの叔母の家に自転車で一人で出掛けていた。
１０日間ぐらいの小旅行。

当時は道路の殆どが砂利道
９歳の子供が単身で自転車での往復。
今考えると毎年、良く行ったと思いますね。
行って従兄弟と遊ぶのが愉しくて
ホームシックなんて何処へ・・・ヤラでした。

叔母さんの息子（アル星の従兄弟）が
我が家で住み込みで働いていたので
アル星が独りで行くと
家族全員でお持てなししてくれて、家にいるより快適でした。

今の交通事情だと
小学生がひとりで３０数キロ先のサイクリングは
親として心配で出せないでしょうね。

一番の楽しみは
畑のトマトを炎天下の下でもぎって食べるのが最高！！。
家族には懐かない秋田犬が懐いてくれて、
大型犬に引っ張られながら散歩に連れて行くこと。
家の周り（畑ばかり）を無免許・小学生ですから当たり前
でのバイクを乗り回すこと等、我が家では出来ないことだらけ。
愉しかったですね。



中学１年生の時まで夏になると出掛けました。

小学６年生の時に剣道に興味が出て
中学校の部活に先生の許可を貰い毎日参加。
その頃は
子供が習うようなスポーツ教室は
何も無かったですから思案の末
中学校の部活に参加させて貰っていました。

中学生になり必然的に部活は
その剣道部に
一年間みっちりと下積みをしていましたから
やる気満々で愉しんでいました。
が夏休みの前に声が出なくなり（変声期？）
キャプテンに相談したが
『声が出なくては剣道では・・・』
なんか色々言われて、言い争いしたような？
すっぱりと部活を辞めてしまいました。

そこで夏休みの予定が無くなり
急遽アルバイトをしようと
例年の通りに叔母の家に自転車で。

小父がアルバイトを見つけておいてくれました。

ゴルフ場のキャディのアルバイト。
ゴルフ？中学１年生ですから
何もかも初めて。
翌日の朝、地図を片手に行ってみました。

何の説明も無いまま、その日からアルバイト開始。
本職のキャディさんに教わりながらのバイト。
ゴルフの事何も解らないままに始まり
お客に言われた番手を渡しグリーンの傍まで行くと
パターをと言われても？？？
カートを押してグリンの上まで押して入ろうと。

怒られました。
今なら解りますが（笑）
何の説明も講習も受けないままですから、解りません。

あとで知りましたが
小父がオーナーと親友で
通常ならば、
講習を受けさせてアルバイトを遣らせ
途中採用も無しだが
特別に許可してくれたと言う事でした。


そんなこんなで無事９ホールが終わり
昼食を摂りに叔母の家に帰り
直ぐにゴルフ場に行くと・・・又々怒られて
『時間を守らないと駄目だよ』と
此れだって聞いていないし、知らないことで怒られ放題でした。
午後からは違うお客のキャディにつき
どうにか無事一日が終了。

この時からですね！！
頭で理解して動かないと駄目。
理解していないことは体が受け付けない。

ダンスも先に頭で理解出来ていないと
身体が拒否する。

子供の頃の体験は、性格まで変える（笑）

＜続く・・・＞