アルセイの社交ダンス・(アル星)アルハンブラの星

社交ダンス・ソシアルダンス・ボールルームダンスの『独自の勝手なブログ』です。 このブログは、自己学習(公開日記)」としています。 日々自分が学ぶなか、ひとりでもいいから‥どこかの誰かに何かを感じてもらえて ダンスについて・切っ掛け、ヒントになれば!!と、始めました。

男性が正しいことをすれば、女性は動くだけで!!

リードだフォローだと言いますが
男性が正しいことをすれば
女性は自分のするべき事!!をすれば良い。

それだけのこと。

難しいことなど無いはず。

基本&応用(1)


例えば
ワルツのナチュラル・スピン・ターン

男性の脚が揃ったあとの(スピン・ターン)
1の左足後退で、右ホールドを引く方が多い。
これ、
脚が綺麗に揃っていれば、その場でロアー出来ますから
ロアーが出来て、
女性のヒールが降りたことを感じられます。

このロアーが出来ることで、
急いで右ホールドを引いて
女性を回そうなどとしなくて済む。

 

脚が揃わずにパッシング(パス)して
左足の後ろに右足が交差していては
女性の脚が揃ったか?確認も出来ないですね。

 

脚が揃うことが最低限の男性の仕事。

それが出来ているから女性の脚が揃ってヒールが着いて
その場でロアーをする事で女性の前進を促せる!!。

つまり女性が前進してブラッシュしてのスピン・ターンが出来る。


リードをしていないから
女性が仕方なく回ろうとして仕舞うが
この時に男性の足がパスしていては
男性が右ホールドを引く形になり

女性は前進では無く
右回転させられてしまう。


そう言う男性とばかり踊っている女性は
確りと出来ている男性にも
前進では無く右回転をして仕舞う!!
此れでは
二人しての勝手なシャドーと同じ事。


二人で踊る事と
独りで踊るシャドーは、別物と捉えてほしいですね。

基本&応用-02(1)


このスピン・ターンでも同じ事
(アンダーターンの方が良く解りますね)
男性がステップを
なぞるだけの踊り(ステップだけ)だと
女性がスイング掛からないから
これもステップだけのダンスになって仕舞う。

男性がスイングを掛けて
アンダー・スピン・ターンをするから
女性もスイングが掛かるし
一人では行けない空間へも二人で行くことも出来
スイング掛かっているから女性を止める事も出来る。


インピタス・ターンも同じですね。

<オープン・インピタス・ターン>は
 女性が積極的に出ること。
 女性が積極的に出る力を利用して男性は動くだけ。

 男性は膝を少し曲げてヒール・ターン
 早めに膝を伸ばしては女性を止める。
 (女性のヒール・ターンとは違う)

 男性のヒール・ターンは2の前半で寄せて、2の後半で開く。
 間違っても左手でリードはしないこと。

 女性の出てくる圧力を感じながらヒール・ターンすること。


※女性は(LOD)左足の方に体は寄っていきながら(向かっていくことで)PP。
 右のボディが男性の方に当たっていくこと。
 回っては駄目、回転は少なめで!!




男性がやるべき事をすれば
女性もやるべき事が出来る
だから
知らないステップでも女性は踊れる
 
お互いでリード&フォローの踊り慣れをしていないと
難しいことかも知れませんね。




(男性)
クローズド・テレマークでクローズ・ド・ポジションにリードするには
男性は肩甲骨を左に捻ること。
そして右手を上げる。
骨盤は平行のままで(捻らない事)
顔は左を見たままの形でアウトサイドに出る。

この時に注意することは、
女性を連れてきては駄目!!
骨盤を捻ると女性の居場所がなくなり、その場に立っていられなくなる。

※男性の正しいリードで
 女性の顔の向きは変化する!!

(女性)

クローズ・ド・ポジションの時
男性が左手を引くので
女性は引かれるが
(右にひかれたリードをされた時は、
 素直に引かれた方に行っては

 男性と重なってしまう。
 抵抗して左サイドを作り左にテンションを作り
 右に行かないようにする事が重要。)



※ワルツやスロー・フォックス・トロッロは
 PPから左回転があるステップが多い
 女性が自分の左足の方に寄って入ってくれるだけで、
 ウィーブやウィングの左回転の時、
 男性はぶつからない方向に動くことで、
 踊りやすくなる。
 男性は女性とぶつからない方向に動くことで、
 女性は左回転に素直に入ることが出来る。
 
 女性がその方向に出ることでボディが当たった圧力で回転が始まる。
 
 男性はPPに入りたい時は
 自分も右足の方に入り、
 左回転に入りたい時は、右足よりも少し左に動くことで、
 女性の流れをスムーズにしてあげてから回転を加える。
 
 左回転のリードは軽く出来るし、
 女性も左足に向かうことで遠回りせずにステップが出来る。




<リードと相手の都合は違う> 

  リードは相手に対して、変化や圧力を与えること。
 都合は、自分が動くための都合、
 つまりリードとは違う本人の都合。
 インピタス・ターンなどでは、男性は自分の都合で小さく動く。
 これに女性が同じ動きをしてはインピタス・ターンにならない。
 女性が大きく動いてくれるから、男性は小さく動いて
 女性の大きく動いた分を止める事で成立する。
 
 ウィスクもそう、女性がまっすぐ後退してくれるから
 それに男性が引っ張られて、元の位置に戻るだけ。
 
 男性は自分の都合でステップを大きくしたり、
 小さくしたりするが、
 女性はその都合に付き合っては駄目!!。
 
 男性は女性を大きく動かしたい女性の動きを使いたいから、
 小さく動くのだが、女性が一緒に小さく動いては何も出来なくなる。
 
 男女とも社交ダンスは組んで踊っていますので、
 男性が動かなくなれば女性は進むことが出来なくなるが、
 進むことが出来ない分男性を引っ張ることになる、
 でもこの引っ張る力が有って、
 インピタス・ターンなどが出来るようになる。
 
 これがリード&フォロー
 
 お互いが押して&引いて、
 引っ張って&止めることで
 ダンスは成り立っている。