言いたいけど言えない、もどかしさ - アルセイの社交ダンス・（アル星）アルハンブラの星

我がパートナーさんがさりげなく見ています。
『ボールで回転しなくては、
　　遅れるし・・・ステップの問題では無いよね。』

『何？』

『何時も熱心に練習しているカップルのパートナーさん、お足元見て
　　ニューヨークからバリェーションに入っているけど、
　　軸足が動かないで上体を捻っている。
　　ボールで回転しながらステップしていないから、
　　何度やっても出来ない。
　　あそこを直すだけで出来るのに』

言われて、良く見ました。
女性の左足がサイドからＬＯＤ方向に回っていないでいる。
ボールの上で回転していない。
かなりのレベルのカップルさんなのに。
男性が必死で教えているが、足元見ていないからボールでターンが見えていないようだ。

スタンダードは

『軸足の上でターンが始まっている』

ラテンアメリカンは

『体重を乗せかえてからターン』

※此処を理解していないと・・・

一言のアドバイスで
直る＆修正できるのに。
勿体ない
ひとこと言ってあげたい・・・。

そう言えば私も、２年ほど前に有る練習場で
『姿勢が出来ているのだから、頭の位置を意識すれば良いのに』
そう言われました。
ラテンアメリカンのめちゃくちゃ上手い方。
毎週会って、その方の練習を見るのが楽しみでした。
本当に素晴らしい男性です。

何回か会っているとき、突然そばに来てひとこと言われました。
丁度悩んでいたときでしたから、
素直に聞けて頭の位置に意識を集中して、練習に明け暮れました。
本当にありがたかった。

そんなことが有ったので、
ひと言！！
言いたいが言えませんでした。

練習でお目に掛かってはいても、口を聞いたこと無いですから、言えませんでした。

ひと言で直るのに、惜しい。