社交ダンス タンゴ 『スタンディング等』 2013年より
タンゴ 『スタンディング等』
<スタンディング>
スィングダンスと同じ、腹を吸い込んで肩に重心。
スィングダンスより重心は踵より。
前で立とうとせず、前が抜けて(吸い込んで)後が上がってきて
肩と背中でホールド。
今の時点では丹田で重心を取っている。
腰のイメージが背中と肩の後に。
ワルツとスタンスが違うだけで立ち方は同じ。
タンゴポジションを取る前の向きは反対向きの左が前。
その体勢をタンゴポジションに取る事じたいで、運動が始まっている。
右後ろに腰を引きながら、次は左の後にもっと引いてから左に乗って
左の腰背中が後ろに行ってからウォーク。
ボディは後に下がったイメージ(腹を吸い込む)と、
ボディの隙間が出来る。
この隙間を埋めるようにステップ。
腹をだして足を出しては、プッシュするように出してしまうので駄目。
吸い込むように足を出すこと。出しても隙間があるように足を出す。
動きながら隙間を体で埋めていくこと。
◆プロムナード◆
1歩目は、左足が出て体重がかかったときに、
左腰が足を越えたところまででて、それから膝が越えてクローズ。
女子と右で重なって組んでいるが、お互いの左を意識して使うことで
バランスが取れて(左に対しての左の反応がある)ので中心が取れる。
◆リンク◆ 右回転
アクセントは、中間バランスから前に体を進めると、取れないので、
中間バランスから体を左に、踏み換える。
※今までは前にいっていたみたいだ。
前に乗って左足を乗り越してリンクしていた。
右足は、左足の流れで右をついているイメージで。
動作をつながってついているので、右のステップの意識はない方がよい。
骨盤とボディのズレを作らなければリンクにならない。
◆プロムナードリンク◆ 左回転
動作は同じ。女子を避けて足をついているだけなので、これは駄目。
リンクをすること。
右回転のリンクと同じ。
右足の上で「間」を作って左足をつくイメージ。
リンクしたときの左足はステップの意識が無いようにすれば
右足の「間」があれば次のステップの流れが良くなる。
※タンゴのイメージは、体の中はまとめる芯を作るイメージで、
ひとつのステップが終わった所から次のステップにしなければいけない仕事が
タンゴが一番必要としている仕事。
足でなくボディをコンパクトに作っていくことが必要。
ワンフィガーが終わったら、ボディをまとめていくこと。
それが前バランスだと、ボディが作れなくなる。
※スィングダンスはライズ&ロアーがあるから、
ロアーする瞬間に次の用意が出来て繋げるが、タンゴはロアーがないために
ローテーションの中で自分で絞りを作ってロアーの替わりをしていかないと
ステップがつながらなくなってしまう。
それをしていかないと足だけで動くだけのダンスになってしまう。
◆オーバースェー◆
(はみ出したものを元に戻すと反対がはみ出るのでリードが伝わる。)
左の上にいることはショルダーだから、左足より腰もヒップも当然はみ出る。
左アームと骨盤は足よりも当然外。
そうすれば隙間ができる、この隙間が大事。この隙間を使ってリード。